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    <title>ミラクルマン劇場</title>
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    <description>私、薩摩二郎の自作小説を、ブログ形式で、きままに紹介していきます。&lt;br /&gt;
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    <title>おしらせ</title>
    <description>まことに、勝手ながら・・・

「私本　西遊記」を、このブログから、独立させることにいたしました。

現在、順次、新しいブログに、エピソードを移行しております。

作業が完了しだい、こちらのブログから、「私本　西遊記」のエピソードは、削除させていただきま...</description>
<content:encoded><![CDATA[
まことに、勝手ながら・・・<br />
<br />
「私本　西遊記」を、このブログから、独立させることにいたしました。<br />
<br />
現在、順次、新しいブログに、エピソードを移行しております。<br />
<br />
作業が完了しだい、こちらのブログから、「私本　西遊記」のエピソードは、削除させていただきます。<br />
<br />
申し訳ございません。<br />
<br />
尚、新ブログ（薩摩二郎の小説　私本　西遊記）のＵＲＬは、<br />
<br />
http://takakurumiya.jugem.jp/　　と、なっております。<br />
<br />
携帯からのアクセスも、同じＵＲＬです。<br />
<br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject></dc:subject>
    <dc:date>2008-09-10T12:31:52+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=1087740">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=1087740</link>
    <title>私本　西遊記　第37回</title>
    <description>「おい、順風耳じゅんぷうじ！梅山ばいざん六兄弟まで、かりだされたというのか？」
二郎真君じろうしんくんは、天帝の警護を務める、自分の腹心の部下たちまでが、悟空ごくう逮捕に出動したという事実を順風耳に確認しました。

「それでも、あのエテ公（悟空）を捕ま...</description>
<content:encoded><![CDATA[
「おい、<ruby>順風耳<rt>じゅんぷうじ</rt></ruby>！<ruby>梅山<rt>ばいざん</rt></ruby>六兄弟まで、かりだされたというのか？」<br />
<ruby>二郎真君<rt>じろうしんくん</rt></ruby>は、天帝の警護を務める、自分の腹心の部下たちまでが、<ruby>悟空<rt>ごくう</rt></ruby>逮捕に出動したという事実を順風耳に確認しました。<br />
<br />
「それでも、あのエテ公（悟空）を捕まえられんというのか？」<br />
憮然とした表情になった二郎真君に、順風耳は、あくまでも淡々とした表情で、返答しました。<br />
「ですから、それがしが、御前に参っておるのです。」<br />
<br />
<ruby>西王母<rt>せいおうぼ</rt></ruby>の大切な桃（<ruby>蟠桃<rt>はんとう</rt></ruby>）を食べつくしたのみならず、パーティ会場に運び込まれていた仙酒と不老長寿の金丹まで、飲み食いしてしまった悟空は、リベンジを期して逮捕に向かったナタ太子と、援軍として駆けつけた梅山六兄弟が迫ってくるのに気づくと、いちはやく雲を呼び、南大門（天上界と地球を結ぶ関所）へと飛び去りました。<br />
<br />
「大聖！お通しすることは罷りなりませぬ！」<br />
天帝から、非常事態宣言が発令され、南大門は封鎖されています。<br />
ましてや、悟空は、その非常事態宣言の原因をまきおこした張本人ですから、門番も、問答無用で悟空に打ってかかります。<br />
しかし・・・<br />
天上界最強の戦士ナタ太子をやっつけた悟空に、なんで、南大門の門番ごときが、かなうはずがありましょうか。<br />
悟空が、<ruby>金箍棒<rt>きんこぼう</rt></ruby>を振りかざすや、門番たちは、無残な屍をさらす羽目になってしまいました。<br />
<br />
大急ぎで、故郷の<ruby>花果山<rt>かかざん</rt></ruby><ruby>水簾洞<rt>すいれんどう</rt></ruby>に戻った悟空は、帰還を喜ぶサルたちを制すると、子分になった妖怪たちに非常召集をかけました。<br />
同時に、遣いをやって、<ruby>牛魔王<rt>ぎゅうまおう</rt></ruby>たち”義兄弟”にも、応援を依頼しました。<br />
<br />
悟空にまかれた格好になってしまったナタ太子と梅山六兄弟が、急ぎ南大門に駆けつけたときには、すでに、悟空は仲間を集め（天上界よりも地球のほうが、時間が早くすすむので、悟空は早々に陣容を整えることがてきたのです）、逆に、天上界に向かって進軍していました。<br />
<br />
ほんの出来心（悟空にしてみれば、そんな思いでしょう）が、思わぬ大戦争に発展してしまいました。<br />
ただでさえ、無敵に近い力を誇る悟空が、西王母の桃と、<ruby>太上老君<rt>だいじょうろうくん</rt></ruby>の金丹を、たらふく食べているのですから、手のつけようがありません。<br />
しかも、牛魔王をはじめ、地球上の名だたる妖怪や魔物を味方につけているのですから、天上界の精鋭たちも、劣勢はいなめません。<br />
ナタ太子は返り討ちにあい、天帝期待の梅山六兄弟も、あえなく敗走を余儀なくされてしまいました。<br />
<br />
「なんとかできんのか！」<br />
天帝は、自らの御所である<ruby>金闕雲宮<rt>きんけつうんきゅう</rt></ruby>に迫ってくる妖怪軍団を見て、いらだち始めました。<br />
「あのお方を及びになってはいかがですか？陛下。」<br />
その声に、天帝が振り返ると、男性とも女性ともつかぬ中世的な仏神が、供の行者を連れて立っていました。<br />
<br />
「観世音どの。それに、<ruby>木叉<rt>もくさ</rt></ruby>・・・いや、<ruby>恵岸<rt>えがん</rt></ruby>。」<br />
仏神は、西方極楽浄土のナンバーツーである、観世音菩薩（観音様）でした。<br />
そして、供の行者は、かつて天上界の武神であった恵岸行者です。<br />
天帝が、木叉と呼んだのは、仏の道に帰依する前の、名前であります。<br />
<br />
観世音菩薩は、うやうやしく、天帝に一礼しました。<br />
恵岸行者は、天上界にいたころのように、方膝をつき、天帝に最敬礼をしました。<br />
<br />
「観世音どの。ナタや梅山六兄弟が、苦戦しておるような、この状況を収めることができる者が、いったいどこにおると言われるのだ。」<br />
天帝は、観世音菩薩に、疑問を投げかけます。<br />
「陛下のもっともお近くに・・・とはいえ、今は、下界（地球）に降っていらっしゃいますが・・・。」<br />
観世音菩薩に、みなまで言わせず、天帝は、側に控えていた順風耳に命じました。<br />
「二郎を召還せよ！」<br />
<br />
「それで、おぬしが、ここにおるというわけじゃな。」<br />
二郎真君は、ややあきれた表情で、事態を報告していた順風耳に言いました。<br />
「いやだと言ったら・・・。」<br />
いたずらな、目つきで、二郎真君は、順風耳を見つめます。<br />
「それは、ありえないことでございましょう。」<br />
順風耳は、自信たっぷりに答えました。<br />
「現在、<ruby>斉天大聖<rt>せいてんたいせい</rt></ruby>と干戈を交えていらっしゃるのが、恵岸さまですから。」<br />
<br />
その言葉に、二郎真君は、とても厳しい表情になりました。<br />
恵岸行者と二郎神君は、無二の親友だったからです。<br />
「<ruby>鐘馗<rt>しょうき</rt></ruby>！刀を持て！」<br />
鐘馗さまに武器の用意を命じた二郎真君は、打倒、孫悟空に向けて、立ち上がりました。<br />
全知全能の天帝の血を引く、天上界きってのサラブレッドがの出陣です。<br />
<br />
さてさて、どのような戦いがくりひろげられますやら・・・それは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/019b9754.ed6a907f.040679b3.1a5965cb/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1343081%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f10975587%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1220%2f12203821.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f1220%2f12203821.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/019b9754.ed6a907f.040679b3.1a5965cb/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f1343081%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f10975587%2f" target="_blank">長安異神伝</a><br />
<br />
<br />
お友達のサイトです。よろしく！→<a href="http://www.sorairo-net.com/" target="_blank">そらいろネット</a><br><br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2008-05-19T18:12:01+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
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    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=1076773</link>
    <title>私本　西遊記　第36回</title>
    <description>「では・・・今年は、蟠桃会はんとうえは、中止ということかな。」
二郎真君じろうしんくんは、順風耳じゅんぷうじの話を聞き、念を押しました。
蟠桃会とは、孫悟空、そんごくうが食い荒らしてしまった、西王母せいおうぼの桃の実りを祝って行われる、天上界で最大規模...</description>
<content:encoded><![CDATA[
「では・・・今年は、<ruby>蟠桃会<rt>はんとうえ</rt></ruby>は、中止ということかな。」<br />
<ruby>二郎真君<rt>じろうしんくん</rt></ruby>は、<ruby>順風耳<rt>じゅんぷうじ</rt></ruby>の話を聞き、念を押しました。<br />
蟠桃会とは、<ruby>孫悟空、<rt>そんごくう</rt></ruby>が食い荒らしてしまった、<ruby>西王母<rt>せいおうぼ</rt></ruby>の桃の実りを祝って行われる、天上界で最大規模のパーティのことです。<br />
<br />
二郎真君は、天帝の甥にあたりますので、もちろん、毎年、西王母から直々に正体を受けているのです。<br />
天下御免の扱いを受けて、地上界で暮らしている二郎真君がもっとも苦手としているのが、天上界での堅苦しいしきたりや礼儀作法です。<br />
西王母の蟠桃会といえば、天上界のみならず、西方極楽浄土からもお歴々が招待されていますので、いやがうえにも、しきたりや作法が重んじられます。<br />
<br />
もしかすると、二郎神君は、悟空のいたずらに、心の中で下を出していたのかも知れません。<br />
<br />
「続けろ・・・。」<br />
あまり、感情が出てしまうと、天帝直属の諜報部員である順風耳にさとられてしまうので、二郎神君は、確認だけすると、すぐに、報告を続けさせました。<br />
<br />
「桃を食べつくした悟空めは・・・」<br />
順風耳は、再び、天上界でのいきさつを、話し始めました。<br />
<br />
西王母の桃を食べつくしてしまった悟空は、それでも、パーティに自分が招待されていないことへの怒りがおさまらず、西王母にクレームをつけようと、雲に乗り、<ruby>搖池<rt>ようち</rt></ruby>（西王母がお住まいになっているところ）へと、飛んで行きました。<br />
<br />
西王母の宮殿では、パーティの準備に大忙しです。<br />
ちょうど、悟空が、搖池に到着した時は、<ruby>兜率天宮<rt>とそつてんきゅう</rt></ruby>の、<ruby>太上老君<rt>だいじょうろうくん</rt></ruby>（老子）から贈られた、パーティでふるまわれる仙酒の甕と、不老不死の金丹（妙薬）の重箱が、次々と運び込まれているところでした。<br />
<br />
しっかりと栓をしてあっても、天上界で最高級の仙酒の芳しい香りは、ほのかに、あたりに漂っています。<br />
特に、悟空は、お酒には目がありませんから、その香りをかぎ当てると、無性にのどの渇きを覚えたのでした。<br />
「あの甘ったるい桃をたらふく食って、まだのどを潤していなかったな。ん〜いい香りだ。きっと、極上の旨い酒に違いない。ひと甕いただくとするか。」<br />
<br />
雲から飛び降りると、悟空は、酒甕の搬入の差配をしている執事を金縛りにかけ、自分は変身の術を使って、執事と入れ替わってしまいました。<br />
「あ〜、皆のもの。酒はここに置いて行くがよい。」<br />
酒を運んでいた人足（天上界だから仙足でしょうか）たちは、一瞬、驚きを隠せませんでした。<br />
「えへん。いつもなら、中へ運び込んでもらうのだが・・・今回は、ちと、中の準備が滞っておるのでな・・・。中の用意ができたところで、こちらのもの達が、運び込みをする段取りにしておる。かまわん、ご苦労であった。」<br />
<br />
神様の世界にも上下の格差はございます。<br />
人足たちは、安い駄賃で、重い荷物を運ばされていましたので、コレ幸いと、悟空の口車に乗せられて、帰って行ってしまいました。<br />
<br />
「ひぃふうみぃ・・・」<br />
悟空は、酒甕の数を数えました。<br />
「百と八つか・・・これだけあれば、ひと甕やふた甕くらいちょろまかしても、問題なかろう。」<br />
悟空は、人気がなくなったのを確かめると、いちばん手元にあった甕の栓を抜き、酒をのどに流し込みました。<br />
<br />
「ぷはぁ〜、これはこれは、なんと旨い酒だ・・・。」<br />
極上の酒の味に、悟空の、わずかばかり残っていた”良心”は、吹っ飛んでしまいました。<br />
みるみるうちに、百と八つあった酒甕の中身は、悟空のおなかの中に消えていきました。<br />
もちろん、酒には肴が必要ですので、一緒に運ばれてきた金丹も、おなじく、悟空のおなかの中へ消えています。<br />
いったい、どんな食欲なのでしょう。<br />
<br />
しかし・・・<br />
極上の酒は、極上の眠りも誘います。<br />
さすがの、悟空も、酔いがまわって、そのままヘタヘタと、眠り込んでしまいました。<br />
<br />
その間に、なんとか金縛りを解いた執事が、主人である西王母のところへ、事態を報告に走ったことは、言うまでもないでしょう。<br />
<br />
西王母の訴えを聞いて、天帝は、悟空逮捕の勅命を下します。<br />
先ごろの戦いで、悟空に一敗地にまみえたナタ太子が、リベンジを誓って、機動部隊の先鋒を買って出ました。<br />
ともに派遣されたのは、二郎神君の部下であり、天帝の警護を勤める精鋭部隊でもある、<ruby>梅山<rt>ばいざん</rt></ruby>六兄弟です。<br />
さてさて、どのような逮捕劇にはってんするのやら・・・・それは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/07e09f40.987de676.07e09f41.c23e87be/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakigake3%2fsuisen-skd-sett%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakigake3%2fi%2f10000188%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakigake3%2fcabinet%2fskd-sett.gif%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fsakigake3%2fcabinet%2fskd-sett.gif%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/07e09f40.987de676.07e09f41.c23e87be/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fsakigake3%2fsuisen-skd-sett%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fsakigake3%2fi%2f10000188%2f" target="_blank">【酔仙】吟醸3本セット</a><br />
<br />
<br />
<br />
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]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2008-05-10T21:53:43+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=1073046">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=1073046</link>
    <title>私本　西遊記　第35回</title>
    <description>孫悟空そんごくうが暮らしている斉天大聖府せいてんたいせいふの真裏には、大きな桃畑がありました。
ここは、天上界の仙女たちの母と呼ばれる西王母せいおうぼが、大切に育てている”不老不死”の果実で、蟠桃はんとうという桃を育てている果樹園です。

ある日、その蟠...</description>
<content:encoded><![CDATA[
<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>が暮らしている<ruby>斉天大聖府<rt>せいてんたいせいふ</rt></ruby>の真裏には、大きな桃畑がありました。<br />
ここは、天上界の仙女たちの母と呼ばれる<ruby>西王母<rt>せいおうぼ</rt></ruby>が、大切に育てている”不老不死”の果実で、<ruby>蟠桃<rt>はんとう</rt></ruby>という桃を育てている果樹園です。<br />
<br />
ある日、その蟠桃園から、楽しそうな仙女たちの話し声や歌声が、斉天大聖府に聞こえてきました。<br />
退屈な毎日を、悶々と過ごしていた悟空は、庁舎（いちおう悟空もお役人ですから）を飛び出すと、蟠桃園に飛び込みました。<br />
<br />
「大聖さま、ここにお入りになるには、王母<ruby>娘々<rt>にゃんにゃん</rt></ruby>の、お許しがないと・・・」<br />
蟠桃園の管理人が、悟空を止めようとしましたが・・・。<br />
どうなってしまったかは、懸命な読者の皆様には、お分かりいただけるでしょう。<br />
<br />
「よう、姉ちゃんたち、楽しそうだな。」<br />
悟空は、西王母の言いつけで、桃を採りに来ていた仙女たちに声をかけました。<br />
「あら、大聖さま？」<br />
仙女たちは、突然の闖入者に驚きました。<br />
管理人が、悟空を止めようとしたように、ここには、西王母の許可がなければ、たとえ、全知全能の玉皇上帝でさえ、入ることはできないのです。<br />
<br />
”悪名高き”孫悟空のおでましに、仙女たちは、戸惑いましたが、下手に悟空を怒らせて、暴れさせてはいけないと判断したのでしょう。<br />
リーダー格と思しき、ひときわ美しい仙女が、ご機嫌をうかがいます。<br />
「これはこれは、大聖さま。ようこそ、王母娘々の蟠桃園に、おでまし下さりました。」<br />
悟空は、彼女に一目惚れしてしまいました。<br />
「た・・・楽しそうな声がしたもので・・・つい・・・。」<br />
相手が妖怪や武神なら、めっぽう強い悟空も、美女には弱いようで、受け答えが、急にしどろもどろになりました。<br />
<br />
「私たちは、王母娘々の言いつけで、桃を採りにまいりました。お気にさわったのでしたら、静かに用を済ませます。」<br />
彼女は、にっこりと悟空に微笑みかけた。<br />
「あ・・・いや・・・続けてくれ。」<br />
悟空は、仙女たちに桃狩りを続けるように言いました。<br />
「はい、では・・・。」<br />
仙女たちは、悟空にお辞儀をすると、桃狩りを続け始めました。<br />
<br />
でも、今度は、歌も話し声も聞こえてきません。<br />
しばらくすると、さすがの悟空も、悪いことをしたと思ったのでしょうか・・・こっそりと、大聖府にもどろうとしました。<br />
<br />
が・・・このとき、風に吹かれて、蟠桃のすごく甘いいい香りが、悟空の鼻をくすぐりました。<br />
果物には目がない悟空は、蟠桃が欲しくてたまらなくなってきました。<br />
<br />
「よう、姉ちゃん。」<br />
悟空は、すぐそばで、桃を集めていた下っ端の仙女に声をかけました。<br />
「はい？」<br />
「その桃を、ひとつ分けてくれんかのう。」<br />
悟空の申し出に、仙女は頭を横に振りました。<br />
「な・・・なりませぬ。これは、王母娘々が開かれるパーティでお出しする大切な桃です。たとえ、大聖さまであっても、お分けすることはできません。」<br />
<br />
悟空が声をかけた仙女は、特別、生真面目で責任感の強い人でした。<br />
どんなに悟空がおねだりしても、ひと口たちとも、桃をわたそうとはしませんでした。<br />
<br />
「では、そのパーティとやらは、いつ開かれるんだい？」<br />
食べ物のことになると、やたら知恵がまわるもので、悟空は、話をパーティのことに切り替えました。<br />
「明日です。」<br />
ほっとしたのか、生真面目な仙女も、つい、悟空に期を許してしまったようです。<br />
「ほう、そのパーティには、どんな神様たちがくるんだね。」<br />
一日辛抱すれば、桃が口に入るとわかった悟空は、少しうれしくなりました。<br />
そして、生真面目な仙女に、パーティについてたずねました。<br />
「はい、玉帝陛下と大上老師（老子）さまをはじめ、天上界のお歴々、そして、西方極楽浄土から、お釈迦様と観音様をお招きしております。」<br />
生真面目な仙女は、招待客の名を、いちいち、悟空に照会しました。<br />
「もちろん、俺様も、御呼ばれしているのだな。」<br />
悟空は、自分が招待客であるかどうかを、生真面目な仙女に確かめました。<br />
<br />
しかし・・・<br />
生真面目な仙女は、ごまかすことができず、つい、本当のことを言ってしまいました。<br />
「いいえ。大聖さまは、今回のパーティには、ご招待されておりません。」<br />
<br />
大好物を目の前にして、辛抱をしていた悟空の、心の箍が外れてしまったのは、いうまでもありません。<br />
悟空は、怒りにまかせて、暴れだすと、仙女たちが止めるのも聞かずに、桃を手当たりしだい、口の中に放り込みはじめました。<br />
「これは旨い！」<br />
天上界で最高といわれる果実の味を覚えた悟空の食欲は、もう、誰にも止められませんでした。<br />
<br />
<br />
あっという間に、蟠桃園の桃が食い尽くされたのは、言うまでもありません。<br />
そして、悟空が、食べることに夢中になっている間に、仙女たちが、西王母に、事のすべてを知らせに行ったことも、お察しがつくでしょう。<br />
さてさて、このあと、悟空の狼藉をめぐって、天上界がひっくりかえるような大騒動が巻き起こるのですが、それは次回のお話にて・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/019b9754.ed6a907f.040679b3.1a5965cb/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4428682%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f12077948%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4988%2f4988064456635.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4988%2f4988064456635.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
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<br />
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]]></content:encoded>
    <dc:subject></dc:subject>
    <dc:date>2008-05-07T13:16:01+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=785719">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=785719</link>
    <title>私本　西遊記　第34回</title>
    <description>天上界の西の端に新しい宮殿ができあがりました。
宮殿の門には、『斉天大聖せいてんたいせい府』という幟が、高々と掲げられてあります。
そこのあるじは、なんと、つい先頃、天上界が送り込んだ戦闘用サイボーグナタ太子を打ち破った孫悟空そんごくうです。

天上界...</description>
<content:encoded><![CDATA[
天上界の西の端に新しい宮殿ができあがりました。<br />
宮殿の門には、『<ruby>斉天大聖<rt>せいてんたいせい</rt></ruby>府』という幟が、高々と掲げられてあります。<br />
そこのあるじは、なんと、つい先頃、天上界が送り込んだ戦闘用サイボーグナタ太子を打ち破った<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>です。<br />
<br />
天上界は、悟空征伐を一旦あきらめ、<ruby>太白<rt>たいはく</rt></ruby>金星を仲介として、悟空と停戦調停を結びました。<br />
その見返りが、この宮殿なのです。<br />
宮殿が出来上がるまでの間、孫悟空のもとには、天上界から見放された”負け組み”仙人や、妖怪たちが、こぞって貢物を届けにきて、悟空の臣下となったり、力のあるものは悟空と義兄弟の契りをかわしました。<br />
その中には、後日、悟空の”最大最強のライバル”となる<ruby>牛魔王<rt>ぎゅうまおう</rt></ruby>もいました。<br />
<br />
玉皇上帝をはじめとする、天上界首脳陣は、そんな悟空をこれ以上地球でのさばらせておいては危険であると判断し、再び、天上界に住まわせることにしたのです。<br />
今度は、<ruby>弼馬温<rt>ひっぱおん</rt></ruby>などという木っ端役人としてではなく、新たに”斉天大聖”（天にも<ruby>斉<rt>ひと</rt></ruby>しい大いなる聖人）・・・つまり、天上界の最高司令官である天帝と同等の立場であるといった階級をつくって、天上界に”お迎え”するというカタチをとったのでした。<br />
<br />
とはいえ、悟空に与えられた斉天大聖なる位は、もともと存在しなかったものですので、名前だけの、いわゆる名誉職のようなものであります。<br />
日々、何もすることもなく、また、地球上にいるサル族や、義兄弟の契りを交わした魔王たちと戯れることもできずに、ただ時間だけが過ぎてゆくのです。<br />
<br />
そんな退屈な日々に、どうして、孫悟空ともあろう者が、我慢することができましょうか・・・。<br />
またまた、孫悟空は、天上界と地球をまたにかけた大暴れをやってしまうのですが、それは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0242870d.e2c68968.0497d57b.160311b9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnaka%2f46403%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fnaka%2fi%2f10001020%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fnaka%2fcabinet%2f46403mm.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fnaka%2fcabinet%2f46403mm.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0242870d.e2c68968.0497d57b.160311b9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnaka%2f46403%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fnaka%2fi%2f10001020%2f" target="_blank">とても愛らしい表情 孫悟空　 純金製彫金仕上げ　一点もの</a><br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/05f9fecc.47d20153.05f9fecd.b083fabe/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fneowing-r%2favca-22100%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fneowing-r%2fi%2f10085567%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fneowing-r%2fcabinet%2fitem_img_136%2favca-22100.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fneowing-r%2fcabinet%2fitem_img_136%2favca-22100.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
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<br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-09-07T09:01:24+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=761117">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=761117</link>
    <title>私本　西遊記　第33回</title>
    <description>「急急如律令きゅうきゅうじょりつりょう</description>
<content:encoded><![CDATA[
「<ruby>急急如律令<rt>きゅうきゅうじょりつりょう</rt><?ruby>！」<br />
　ナタ太子は、封印を解く呪文を唱えました。<br />
　みるみるうちに、太子の体は、黄金の輝きを放ち、頭の左右に新しい顔が現れました。<br />
　そして、背中からは、４本の腕が伸び、合計６本の腕を持つ（三面六臂）異形の姿に変身しました。<br />
　６つの<ruby>宝貝<rt>パオベエ</rt></ruby>（特殊兵器）を、それぞれの手に持ち、<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>に、決戦を挑まんと身構えます。<br />
<br />
「ほえええっ！これまた、オモロイ野郎が出てきたな。しかし、そんな小手先だけの変化で、この悟空様を倒せると思うなよ！」<br />
　悟空は、得意の<ruby>如意金箍棒<rt>にょいきんこぼう</rt></ruby>を、頭上高く持ち上げると、グルグルと目にも止まらぬ速さで、回転させて見せました。<br />
<br />
「行くぞ！」<br />
　ナタは、６本の腕をたくみに操り、次々と、宝貝の攻撃を、悟空に仕掛けます。<br />
　しかし、悟空は、ことごとく、金箍棒ではねのけて見せます。<br />
「やぁっ！」<br />
　気合一閃！ナタは、右手の人差し指から、光線のようなものを、悟空めがけて発しました。<br />
　さすがに、この攻撃には、悟空も大きくふっとばされてしまいました。<br />
<br />
　ですが、立ち上がった悟空は、ナタを恐れるどころか、不敵な笑みさえ浮かべていました。<br />
「やるじゃねぇか・・・あんちゃんよ。」<br />
　そう言うと、悟空は、体の毛を数本むしりとり、息を吹きかけました。<br />
「変われ！」<br />
　悟空の掛け声とともに、悟空の体毛は、無数の子ザルに変身し、ナタの巨大な体にまとわりつきました。<br />
<br />
　以前、<ruby>混世魔王<rt>こんせいまおう</rt></ruby>を倒したときの作戦です。<br />
　まとわりつく子ザルを振り払うのに、ナタが苦戦している隙を突いて、悟空は空中高くジャンプすると、大上段から金箍棒を、ナタの脳天めがけて振り下ろしました。<br />
<br />
　間一髪、ナタ太子は、脳天を直撃されるのは逃れましたが、首筋から肩口にかけて、大きなダメージを受けてしまいました。<br />
<br />
<br />
「で・・・ナタはどうしたのじゃ。」<br />
　<ruby>順風耳<rt>じゅんぷうじ</rt></ruby>の話を聞いていた<ruby>二郎真君<rt>じろうしんくん</rt></ruby>は、まさか・・・という表情で、問いかけました。<br />
「下界では、さすがのナタさまも、神通力を発揮できる時間が限られています。一旦、天上界に退却し、新たな作戦を練ることになりました。」<br />
<br />
<br />
　さてさて、天上界きっての戦闘用サイボーグナタ太子も、あっけなく悟空にやられてしまいました。<br />
　それに対して天上界がとった、新しい作戦とはいかに・・・。<br />
　そては、次回のお話にて・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/03a07285.20fc1108.03a07286.f831be6c/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fmakeone%2f501656%2f510706%2f%23481665&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fmakeone%2fi%2f481665%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fmakeone%2fimg128%2fimg1025654087.jpeg&m=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fmakeone%2fimg64%2fimg1025654087.jpeg" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/03a07285.20fc1108.03a07286.f831be6c/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fmakeone%2f501656%2f510706%2f%23481665&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fmakeone%2fi%2f481665%2f" target="_blank">悟空ストラップ</a><br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=161BO4+87WH7E+SMU+3H2BC1" target="_blank"><br />
<img border="0" width="234" height="60" alt="" src="http://www29.a8.net/svt/bgt?aid=070605652497&wid=002&eno=01&mid=s00000003711021006000&mc=1"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www13.a8.net/0.gif?a8mat=161BO4+87WH7E+SMU+3H2BC1" alt="">
]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-08-21T00:17:15+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=730771">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=730771</link>
    <title>私本　西遊記　第32回</title>
    <description>　天帝の許可なく、しかも、仙人を２人も撲殺して、下界に戻ってしまった孫悟空そんごくうに対して、天上界では早速、軍議が開かれました。

　悟空討伐に名乗りをあげたのは、巨霊神きょれいしんという、怪力自慢の武将神でした。
　天帝は、巨霊神に先鋒を命じると、...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　天帝の許可なく、しかも、仙人を２人も撲殺して、下界に戻ってしまった<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>に対して、天上界では早速、軍議が開かれました。<br />
<br />
　悟空討伐に名乗りをあげたのは、<ruby>巨霊神<rt>きょれいしん</rt></ruby>という、怪力自慢の武将神でした。<br />
　天帝は、巨霊神に先鋒を命じると、すぐさま、下界へ派遣しました。<br />
　そして、<ruby>托塔李天王<rt>たくとうりてんのう</rt></ruby>を<ruby>降魔大元帥<rt>ごうまだいげんすい</rt></ruby>に任命し、悟空討伐軍を編成し、巨霊神を援護するように、お命じになられました。<br />
<br />
　李天王は、自らの第３王子であるナタ太子を総大将に任命し、一軍を率いて、巨霊神のあとを追って、下界へと降りて行きました。<br />
<br />
　悟空討伐軍が、下界に到着して、真っ先に見たものは・・・。<br />
　天上界の神々の誰もが想像していたこととは、正反対の光景でした。<br />
<br />
　巨霊神が軽くやつけた孫悟空を、そのまま”お縄”にして連行するだけでよいとタカをくくっていた李天王は、背筋が寒くなる思いで、その光景を見つめていました。<br />
<br />
　その光景とは、悟空の<ruby>如意金箍棒<rt>にょいきんこぼう</rt></ruby>に脳天を打ち砕かれ、血の海に倒れている、無残な巨霊神の姿でした。<br />
<br />
　李天王は、これは、並の武将神では、かなわないと判断すると、早くも、総大将のナタ太子に出陣を命じました。<br />
<br />
　ナタ太子は、実は、李天王の実子ではありません。<br />
　これより、かなり昔に、天帝と<ruby>太上老君<rt>だいじょうろうくん</rt></ruby>（老子）が、反主流派の悪神たちを懲らしめた時に、蓮の花から造り出した”戦闘用サイボーグ”なのです。<br />
<br />
　そんな、最強の戦士が、悟空の前に立ちはだかりました。<br />
　果たして、勝負の行方やいかに・・・。<br />
　続きは、次回のお話にて・・・。<br />
<br />
<br />
注）<span style="font-size:small;">ナタ太子の名前をカタカナ表記にしました。<br />
私の持っている言語ソフトでは、正しい漢字が打ち出せません。<br />
当初は、よく似た漢字を当てはめていましたが、携帯電話で閲覧すると、文字化けし、本文にも影響が出てしまうことが判明しましたので、カタカナ表記にいたします。<br />
あしからず、ご了承ください。（薩摩二郎）</span><br />
<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0332fbde.04cb4432.05b60f2f.084affc8/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2febest-dvd%2f0000000202805%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2febest-dvd%2fi%2f10782116%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2febest-dvd%2fcabinet%2f65%2f0000000202805.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2febest-dvd%2fcabinet%2f65%2f0000000202805.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0332fbde.04cb4432.05b60f2f.084affc8/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2febest-dvd%2f0000000202805%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2febest-dvd%2fi%2f10782116%2f" target="_blank">　封神演義〜姜子牙VS妲己〜</a><br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/02390e4e.24d21a38.05b60f54.a8a31f34/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fes-toys%2f4560100439040%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fes-toys%2fi%2f10101447%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fes-toys%2fimg%2fdvd%2f4560100439040_200.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_gold%2fes-toys%2fimg%2fdvd%2f4560100439040_200.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/02390e4e.24d21a38.05b60f54.a8a31f34/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fes-toys%2f4560100439040%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fes-toys%2fi%2f10101447%2f" target="_blank">DVD　封神演義 〜ナタクの大冒険〜 BOX （8/20 発売予定）</a><br />
<br />
<br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-07-31T12:42:33+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=698273">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=698273</link>
    <title>私本　西遊記　第31回</title>
    <description>　めでたく仙人の仲間入り？を果たし、天上界で暮らすこととなった孫悟空そんごくう。
　当初は、まめまめしく弼馬温ひっぱおんの”お役目”に励んでおりました。

　弼馬温というのは、天上界の高貴な神々が騎乗する馬の世話をする・・・いわゆる「お馬番」といったお仕...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　めでたく仙人の仲間入り？を果たし、天上界で暮らすこととなった<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>。<br />
　当初は、まめまめしく<ruby>弼馬温<rt>ひっぱおん</rt></ruby>の”お役目”に励んでおりました。<br />
<br />
　弼馬温というのは、天上界の高貴な神々が騎乗する馬の世話をする・・・いわゆる「お馬番」といったお仕事でしょうか、来る日も来る日も、馬に海馬を与え、牧場で遊ばせ、体を洗ってやるといった作業の繰り返しです。<br />
<br />
　そんな日々に、飽きっぽい悟空が、ガマンできるはずもありません。<br />
　ある日、退屈しのぎに、ふと、厩舎の外に出てみると、身分の低そうな仙人が連れ立って歩いているのと、すれ違いました。<br />
「そなた、知っておるか。竜宮を荒らして閻魔大王の生死簿を改ざんした妖仙が、天上界に召されたのを・・・。」<br />
　ひとりの仙人が、もうひとりに話しかけました。<br />
「おや・・・」<br />
　自分の噂をされているのに、気づいた悟空は、仙術を使って小さな虫に変化すると、そのふたりの仙人について行きました。<br />
<br />
「知っておる知っておる。なにやら、弼馬温をやらされておるそうじゃのお。」<br />
　もうひとりの仙人が、知ったかぶりに答えました。<br />
「そうじゃそうじゃ、弼馬温じゃ。」<br />
「ところで、弼馬温というのは、どれくらいの身分のお役目じゃ？」<br />
「弼馬温なんぞに身分もクソもあったものか。管理職ならともかく、馬の世話係なんぞは、最低の者がする仕事ぞ。」<br />
「なんとまあ、可愛そうに・・・。下界におれば、大王を名乗って贅をつくした暮らしを楽しめたものを・・・。」<br />
<br />
　そんなやりとり耳にした悟空は、腹立たしさで、頭に血が上って、前後の見境がなくなってしまいました。<br />
　小虫から元の姿に戻ると、耳の中に隠している<ruby>如意棒<rt>にょいぼう</rt></ruby>を取り出すと、二人連れの仙人の目の前に躍り出て、不意打ちに殴りつけました。<br />
<br />
　不老不死といえども、頭を砕かれてしまえば、仙人も生き返ることはできません。<br />
　あっという間に、お陀仏です。<br />
<br />
　それでも、怒りがおさまらない悟空は、雲を呼ぶと、勝手に下界へと帰ってしまいました。<br />
<br />
<br />
　さてさて、一旦、天上界に召されたものが、勝手に下界に降りてしまうのは、謀反に匹敵する大罪であります。<br />
「悟空逐電」の一報を聞いた天帝は、悟空に対して、どのような罰をくだされるのでありましょうか。<br />
　それは・・・次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
<br />
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<a href="http://ad0.a20.jp/bin/clk?pi=6527&ui=21411&ti=ITM&ii=4808336" target="blank"><img src="http://imp0-0.a20.jp/bin/imp?pi=6527&ui=21411&ti=ITM&ci=0&ref=http://img.aaaa.co.jp/l00000694775.jpg" width="80" border="0" alt="堺正章／西遊記ＩＩＤＶＤ−ＢＯＸＩＩ／VPBX-12964"></a><a href="http://ad0.a20.jp/bin/clk?pi=6527&ui=21411&ti=ITM&ii=4808336" target="blank">堺正章／西遊記ＩＩＤＶＤ−ＢＯＸＩＩ／VPBX-12964</a><img src="http://imp0-0.a20.jp/bin/imp?pi=6527&ui=21411&ti=ITM&ci=0" width="1" height="1" border="0" alt="">
]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-07-11T12:50:38+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=603556">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=603556</link>
    <title>私本　西遊記　第30回</title>
    <description>「裁判では、上帝陛下におかれましては、妖仙（悟空ごくう）の悪事に対し、非常にお怒りのお気持ちをあらわにされましたが、老君ろうくん（老子）のおとりなしで、一度、天上界に呼び寄せ、仙籍に名を連ねて見ては・・・という結論にいたりました。」
　そこまで、とても...</description>
<content:encoded><![CDATA[
「裁判では、上帝陛下におかれましては、妖仙（<ruby>悟空<rt>ごくう</rt></ruby>）の悪事に対し、非常にお怒りのお気持ちをあらわにされましたが、<ruby>老君<rt>ろうくん</rt></ruby>（老子）のおとりなしで、一度、天上界に呼び寄せ、仙籍に名を連ねて見ては・・・という結論にいたりました。」<br />
　そこまで、とても、丁寧に話をしていた<ruby>順風耳<rt>じゅんぷうじ<rt></ruby>は、なぜか、悟空裁判の様子だけは、手短に済ませてしまいました。<br />
<br />
　<ruby>二郎真君<rt>じろうしんくん</rt></ruby>は、「おや？」と、おもいながらも、そろそろ、話に退屈していた頃だったので、<br />
「いかにも老師（老君）らしい、温情裁定じゃわ。続けよ。」<br />
と、話の先を急がせました。<br />
<br />
<br />
　さて、仙術をマスターし、最強の得物（<ruby>如意棒<rt>にょいぼう</rt></ruby>）も、手に入れたばかりか、不老不死の命まで、約束された悟空は、怖いものなしで、故郷、<ruby>花果山<rt>かかざん</rt></ruby><ruby>水簾洞<rt>すいれんどう</rt></ruby>の大王として、ふんぞり返っておりました。<br />
<br />
　そんな、ある日のこと、天上界からのお召しがありました。<br />
　悟空は、サル族の皆に、見送られて、使者としてやってきた<ruby>太白金星<rt>たいはくきんせい</rt></ruby>と伴に、天上界へと昇って行きました。<br />
　しかも、いきなり、<ruby>玉皇上帝<rt>ぎょくこうじょうてい</rt></ruby><ruby>太上老君<rt>だいじょうろうくん</rt></ruby>に、お目通りです。<br />
<br />
「そなたが、妖仙か。」<br />
　上帝の問いかけに、悟空は何気なく「はい。」と、答えました。<br />
「これ！陛下への直接の返答は、無礼であるぞ！」<br />
　人間界同様、天上界でも、皇帝との直接の会話は、ごくごく一握りの許された者だけが、できることであります。<br />
　もちろん、新参者の悟空が、そのようなことをすれば、即、死罪となってもおかしくはありません。<br />
　上帝の、近侍の武者が、そう、叫んで、剣を引き抜こうとしました。<br />
「まあまあ、待ちなされ。相手は、田舎者の山ザル。早まるではない。」<br />
　老君が、にこやかに、武者を止めました。<br />
「さて、悟空よ。そなたも、仙術を学び、不老長生の命を得たからには、この天上界において、何ぞお役目を果たしてもらわねばならん。」<br />
　そう言うと、老君は、係りの者に、悟空に任せる仕事がないかを、お尋ねになりました。<br />
<br />
「ただいまでしたら、<ruby>弼馬温<rt>ひっぱおん</rt></ruby>に、空きがございます。」<br />
　この何気ない、人事係のひとことが、天上界を大いに混乱させる大事件の引鉄になろうとは・・・さすがの、上帝も、よそうできなかったようでございます。<br />
　<br />
　さてさて・・・どんな、大騒動になりますことやら。<br />
　それは、次回のお楽しみにて・・・。<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/019b9754.ed6a907f.040679b3.1a5965cb/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4093025%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11884094%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4972%2f49720605.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fbook%2fcabinet%2f4972%2f49720605.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/019b9754.ed6a907f.040679b3.1a5965cb/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fbook%2f4093025%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fbook%2fi%2f11884094%2f" target="_blank">老子</a><br />
<br />
<br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-05-08T10:58:49+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=560471">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=560471</link>
    <title>私本　西遊記　第29回</title>
    <description>　閻魔帳の生死簿から、その名前を抹消すると言うことは、すなわち「不老長生」・・・永遠の命をえるということになります。
　閻魔帳から、自分と仲間たちの名前を、そっくり抹消してしまった孫悟空そんごくうは、意気揚々と、閻魔の庁から、花果山かかざん水簾洞すれん...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　閻魔帳の生死簿から、その名前を抹消すると言うことは、すなわち「不老長生」・・・永遠の命をえるということになります。<br />
　閻魔帳から、自分と仲間たちの名前を、そっくり抹消してしまった<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>は、意気揚々と、閻魔の庁から、<ruby>花果山<rt>かかざん</rt></ruby><ruby>水簾洞<rt>すれんどう</rt></ruby>へと帰って行きました。<br />
<br />
　困り果てたのは、残された<ruby>雀<rt>じゃく</rt></ruby>です。<br />
　悟空の名前の削除は、あらかじめ、閻魔大王と取り決めがしてあったのですが・・・まさか、サル族全部の名前まで、悟空に消されてしまうなどとは、夢にも思っていません。<br />
　閻魔帳の無断改ざんは、天帝の命令違反となり、きつ〜いお仕置きが待っています。<br />
「大王さん・・・ど・ど・ど・ど・どな・どな・どない・どないしまひょ。」<br />
　雀は、居留守を使って、脇で様子をうかがっていた閻魔大王に、なきつきました。<br />
<br />
「案ずるでない。」<br />
　雀の前に、姿を見せた閻魔大王は、恐ろしい髭面とは、似つかわしくない優しい声で、おびえる雀をなだめました。<br />
「そなたは、すでに、今回の事件に関する”天罰”を受けておるのだ。」<br />
　大王の言葉に、雀は、キョトンとしています。<br />
「今、未来世において、そなたは、首をくくって死んだ。」<br />
　雀のひょっとこのような顔の、大きな目玉が、さらに大きくなりました。<br />
「今の失態の処分を受けたのじゃ。だから、これ以上、そなたがバツをうけることはなかろう。」<br />
　雀は、複雑な面持ちで、胸をなでおろしました。<br />
<br />
「さて、ワシは、これから、天上界に昇って、上帝陛下に事のあらましを報告してこなければならぬ。そなた、もう少し、ココで留守を頼まれてはくれぬか？」<br />
　閻魔大王の頼みに、雀は、まるで、ぜんまいの壊れたからくり人形のように、首を横に振り回しました。<br />
「も・も・も・・・もう、結構・・・結構でございますぅ。」<br />
　涙を流して、留守番を断る雀を見て、閻魔大王は、大笑いしました。<br />
「大丈夫！本日は、これにて閉廷じゃ。」<br />
<br />
<br />
　さて、天上界は<ruby>金闕雲宮<rt>きんけつうんきゅう</rt></ruby>にある謁見の間には、先に、孫悟空にひどいめにあわされた<ruby>須菩提祖師<rt>すぼだいそし</rt></ruby>・東海龍王が、天帝のお出ましを待っておりました。<br />
　そこに、閻魔大王もかけつけ、３人並んで、控えておりますと、やがて、先触れの小役人が、やって来て、天帝の出御を告げました。<br />
　これから、果たして、どのような談合がはじまるのでしょうか・・・。<br />
　それは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0497d4c9.96bcf41c.0497d4ca.9615603a/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fhisyakuya%2f575252%2f621090%2f621097%2f%23585177&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fhisyakuya%2fi%2f585177%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fhisyakuya%2fimg128%2fimg10361016404.jpeg&m=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fhisyakuya%2fimg64%2fimg10361016404.jpeg" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0497d4c9.96bcf41c.0497d4ca.9615603a/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fhisyakuya%2f575252%2f621090%2f621097%2f%23585177&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fhisyakuya%2fi%2f585177%2f" target="_blank">閻魔　麦焼酎　25％　720ml　老松酒造</a><br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0242870d.e2c68968.0497d57b.160311b9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnaka%2f48386%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fnaka%2fi%2f10000362%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fnaka%2fcabinet%2f48386-r1.jpg%3f_ex%3d128x128&m=http%3a%2f%2fthumbnail.image.rakuten.co.jp%2f%400_mall%2fnaka%2fcabinet%2f48386-r1.jpg%3f_ex%3d80x80" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0242870d.e2c68968.0497d57b.160311b9/?pc=http%3a%2f%2fitem.rakuten.co.jp%2fnaka%2f48386%2f&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fnaka%2fi%2f10000362%2f" target="_blank">閻魔ペンダント</a><br />
<br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-04-11T12:07:00+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=498170">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=498170</link>
    <title>私本　西遊記　第28回</title>
    <description>「ほんでね、私、こんなとこ座ってて、もしかして、お亡くなりになられた方が、お見えになってですね、閻魔さんにですね、エ〜、極楽行きか地獄落ちかの審査をしてぼらいたいと、言ってこられたら、ど〜したら、ハイ、ど〜したら、エエんでっしゃろか？ゆ〜て、ききまして...</description>
<content:encoded><![CDATA[
「ほんでね、私、こんなとこ座ってて、もしかして、お亡くなりになられた方が、お見えになってですね、閻魔さんにですね、エ〜、極楽行きか地獄落ちかの審査をしてぼらいたいと、言ってこられたら、ど〜したら、ハイ、ど〜したら、エエんでっしゃろか？ゆ〜て、ききましてねぇ。」<br />
　閻魔大王の席に座り、閻魔王の留守を守っていた、天帝の”おかかえ芸人”<ruby>雀<rt>じゃく</rt></ruby>の話は、延々と続いております。<br />
「ほんあら、閻魔さんのおっしゃることがですねぇ。ワシが戻るまでにココへ来る予定になっておるのは、畜生の分際で仙術を覚え、すこしばかり悪さのすぎたるサルが１匹だけじゃから、って、まぁ、このようにですねぇ、へぇ、言わはりましてね、ハイ、そちの好きに計らうが良い・・・なんて、ゆ〜たまんま、出かけて行かはりましたんやけど・・・。」<br />
　雀は、ちょっと困ったような表情をしながらも、まだ、しゃめり続けます。<br />
「いやぁ〜、まさか、アンタ。そのお猿さんが、天下の<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>はんやなんて、そんなん、わたい、ぜ〜んぜん聞いてませんがなぁ。えらいこっちゃで、これぇ。ねぇ、天下の孫悟空はんを、わたいがてけと〜（適当）に裁くやなんて、ほんなん、あほな・・・ねぇ。閻魔さんも殺生やでぇ。どンならんなぁ。」<br />
<br />
　やっと、雀の話が、自分の話題になってきたので、長話に退屈しながら、コックリコックリとやっていた悟空も、目を覚まし、口をはさみました。<br />
「オマエ、俺様のことを知っているのか？」<br />
「へえ、知ってるも知らんも、アンタ、孫悟空ゆ〜たら、世界中で人気の『西遊記』の主人公でんかな・・・。」<br />
「さいゆうき？」<br />
「あちゃっ」<br />
　悟空の質問に、雀は、つい口をすべらせてしまったことに気がつき、大慌てで、両手を口にあてました。<br />
　雀は、現代・・・つまり、この物語の頃からみると、はるか未来の世界からやってきた亡者ですから、『西遊記』という物語を知っておりますが、当の孫悟空は、そんなことなど、全く知らないことです。<br />
<br />
「いやいや、何でもございません。せやけど・・・ここで、悟空はんが、死んでしもたら、西遊記は成立せんちゃなことになってしまうからして・・・。」<br />
　雀は、ひとりごとをブツブツ言い始めました。<br />
　これに対して、悟空はといいますと、もちろん、イライラしております。<br />
「んで、雀さんよ。俺様は、いったいど〜なるんだ！まだまだ、やりたりないことがたくさんあるんだ。早く、元の世界に返してくれよ！」<br />
　と、怒り出しました。<br />
<br />
「はいはい、そうですねぇ。すビバせんねぇ。」<br />
　雀は、額の大粒の汗を、手ぬぐいでふき取ると、閻魔大王の机の上に置いてある”畜生族”の『閻魔帳』を開き、孫悟空の名前を探し出すと、おもむろに筆を取り、すみをたっぷりとふくませ、イッキに悟空の名前を消してしまいました。<br />
「これで、よしと。さぁ、悟空はん。ど〜ぞ、お家へお帰りください。」<br />
　雀は、悟空に、閻魔帳を見せながら、言いました。<br />
　すると、あろうことか、悟空は、閻魔帳と筆を雀から取り上げると、サル族の仲間の名前を、全部、消してしまいました。<br />
「ちょちょちょ・・・悟空はん。ナニしはりまんねんなぁ。こまりますがなぁ・・・・あ〜あ、えらいこっちゃぁ。閻魔さん帰ってきはったら、めっちゃくっちゃに怒られまんがなぁ・・・。」<br />
<br />
<br />
　悟空のやりたい放題に、困ってしまった雀ですが、いったいこのあと、彼はどうなってしまうのでしょうか？そして、閻魔帳をむちゃくちゃにされてしまった閻魔大王は・・・。<br />
　続きは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0438698a.07930c62.0438698b.b4c3af6f/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fwarpshop%2f775863%2f775934%2f%23737604&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fwarpshop%2fi%2f737604%2f" target="_blank"><img src="http://hbb.afl.rakuten.co.jp/hgb/?pc=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fwarpshop%2fimg128%2fimg10282111677.jpeg&m=http%3a%2f%2fimage.rakuten.co.jp%2fwshop%2fdata%2fws-mall-img%2fwarpshop%2fimg64%2fimg10282111677.jpeg" border="0"></a><br />
<a href="http://hb.afl.rakuten.co.jp/hgc/0438698a.07930c62.0438698b.b4c3af6f/?pc=http%3a%2f%2fwww.rakuten.co.jp%2fwarpshop%2f775863%2f775934%2f%23737604&m=http%3a%2f%2fm.rakuten.co.jp%2fwarpshop%2fi%2f737604%2f" target="_blank">閻魔大王</a><br />
<br />
<br />
<br />
楽しいがいっぱい「健康生活応援隊ミラクルマンねっと」<br />
<br />
<a href="http://miracleman-net.com/" target="blank">健康生活応援隊ミラクルマンねっとホームページ</a>　ここがミラクルマンねっとの入り口です<br />
<br />
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<a href="http://blog.livedoor.jp/takakurumiya/" target="blank">ブログ小説　我流仮面ライダー</a>　私の永遠のヒーロー「仮面ライダー」を薩摩流にアレンジしてみました。<br />
<br />
<br />
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<img border="0" width="1" height="1" src="http://www12.a8.net/0.gif?a8mat=15SXSN+1MY0R6+10AY+C2101" alt="">
]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-02-16T11:48:14+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=477959">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=477959</link>
    <title>私本　西遊記　第27回</title>
    <description>「ほぇ〜閻魔さまって、気難しい顔した怖いお方だと聞いておったが、なんとまあ、陽気なお方じゃ・・・。」
　被告人席に立たされた孫悟空そんごくうは、あっけにとられたような表情で、閻魔大王の席で美味しそうにお茶漬けをすすっている雀じゃくを見つめていました。
...</description>
<content:encoded><![CDATA[
「ほぇ〜閻魔さまって、気難しい顔した怖いお方だと聞いておったが、なんとまあ、陽気なお方じゃ・・・。」<br />
　被告人席に立たされた<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>は、あっけにとられたような表情で、閻魔大王の席で美味しそうにお茶漬けをすすっている<ruby>雀<rt>じゃく</rt></ruby>を見つめていました。<br />
<br />
「あれま・・・これはこれは、また、かわいいおサルさんでございますなぁ。」<br />
　雀もまた、悟空の姿を見て、ひょっとこのような顔をさらに崩して、大笑いしました。<br />
　こんなことを言われては、プライドの高い悟空にとっては、面白くありません。<br />
　思わず、カッとなって、どなりつけました。<br />
「閻魔さんだかなんだかしらねぇが、よくもまぁ、この孫悟空様の前で、飯なんか食ってやがるな！しかも、自分のツラを棚に上げて、俺様の顔を見て、大笑いするなんざぁ、許しちゃ置けねぇ！」<br />
　悟空は、雀に飛び掛ろうとしましたが、体中にグルグル巻かれた縄が邪魔をして、身動きがとれません。<br />
<br />
　一方の雀はというと、丸い両目をさらに丸くして、茶碗を放り投げ、大げさに驚いてみせます。<br />
「なななななななな・・・・なんと！」<br />
　雀は、しばらく声を出さずに、口をパクパクさせてから、イッキにまくし立てるように、しゃべりはじめました。<br />
「いやぁ、実は、私ねぇ、閻魔さんやおませんのですわ。今から数えて、二千年ほどあとの時代に、しゃべくりで人を笑わす仕事をしとったんですけどね。芸に息詰まって、自殺しまして、へぇ。ほんでもって、閻魔さんの前に来まして、自己紹介したら、ほんならもう・・・『オマエおもろいやっちゃなぁ』言いはりまして・・・え？誰がって？そら、閻魔さんですがな。ほんで、まあ、天上界にいたはる玉帝陛下は、なんや、大の芸人好きやゆ〜ことで、さっそく天上界へ行って、芸を披露しなはれゆ〜てくれはって・・・はぁ、閻魔さんがですわ。ほんで、ハイそうですかっちゅうて、天上界へ連れて行ってもらいまして、玉帝陛下のご前で、わたいの芸をお見せしたところ、そてはそれは、喜んでくれはって・・・はぃ？話が長いって？まだまだ、これからでんがな。・・・・・」<br />
　雀の話は、延々と続きます。<br />
<br />
　さすがの悟空も、怒る気を失くしてしまったようです。<br />
「まあ・・・そうゆ〜ことで、私、玉帝陛下のおそばで、芸をさせてもらうようになりましたんですぅ。」<br />
　と、雀が、話し終えたのは、四半時（３０分）ほどしてからのことでした。<br />
　ところが、ふうっと一息ついたら、またしても雀は、ひとり、しゃべりはじめました。<br />
<br />
「そいでね。今日はね、閻魔さんがなんやキリストさんと仏さんを呼んで、宴会しはるゆ〜ことで、芸を見せに来いいわれましてね。はぁ、こうして、ここへお呼ばれしてきましてんけど、閻魔さんゆ〜たら、もう、エエ加減なお人でしてね。今から、キリストくんとゴータマちゃん（仏様）呼びに行ってくるさかい、おまえ、ここで番しとけゆ〜て出て行かはりまして・・・。しゃ〜ないから、ネタの稽古かたがた、まぁ、ぶぶ漬け（お茶漬け）よまれてた・・・とゆ〜、今日、このごろですぅ。」<br />
　ツルツルの頭に、汗のしずくをいっぱいにしながら、雀は、話続けます。<br />
　悟空は、退屈のあまり、大あくびをしてしまいました。<br />
　それでも、気にせず、雀は、話続けます。<br />
<br />
<br />
　まるで、ぜんまいの壊れたオルゴールのように、止まらない雀の長話は、いったいいつまで続くのでしょうか・・・。<br />
　そして、悟空は、果たして天国へ行くのでしょうか、それとも、地獄へおちるのでしょうか。<br />
　それは・・・次回のおたのしみにて。<br />
<br />
<br />
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]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-01-23T23:02:29+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

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    <title>私本　西遊記　第26回</title>
    <description>　冥界からの使者、走無常そうむじょうに捕らえられ、閻魔大王との謁見の間に連行された孫悟空そんごくうは、針金のような糸で体中を縛られ、まるで犯罪者のような姿です。
「こんなもの！こんなもの！」
　悟空は、なんとか、自由になろうと、必死で、須菩提すぼだい祖...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　冥界からの使者、<ruby>走無常<rt>そうむじょう</rt></ruby>に捕らえられ、閻魔大王との謁見の間に連行された<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>は、針金のような糸で体中を縛られ、まるで犯罪者のような姿です。<br />
「こんなもの！こんなもの！」<br />
　悟空は、なんとか、自由になろうと、必死で、<ruby>須菩提<rt>すぼだい</rt></ruby>祖師から学んだ仙術の呪文を唱えますが、まったく効き目がありません。<br />
「<ruby>美猴王<rt>びこうおう</rt></ruby>どの。ムダでござる。」<br />
　走無常は、喉の奥から絞りだすような、声で、悟空に言いました。<br />
「この部屋の中では、たとえ、玉帝陛下であっても、仙術は一切、使うことができなくなっております。」<br />
　無表情に話す走無常を、どうも、悟空は好きになれません。<br />
　というよりも、好きになれるほうがおかしいかもしれません。<br />
　なにせ、死神なのですから。<br />
<br />
　さて、謁見の間の中央には、閻魔大王が、死者をさばくための席が設けられてあります。<br />
　ちょうど、現代の裁判所を思い浮かべていただければ、よろしいかと思います。<br />
　悟空が連れて行かれたのは、もちろん、被告人席にあたるところです。<br />
「なんでぇ！オレ様が、何をしたってんだ！閻魔の野郎はどこにいやがる！」<br />
　悟空は、声を大にして叫びました。<br />
<br />
「さっきから、ここにおりまっせ。」<br />
　生気のない走無常とは、正反対の陽気な甲高い声が、裁判官席にあたる椅子の向こうから聞こえてきました。<br />
　後ろ向きになっていた、椅子がグルリと正面を向くと、和服姿の坊主頭の５０がらみの男が、茶碗を片手に腰掛けていた。<br />
　男は、つるつるに剃り上げた頭に、どんぐりまなこ、まるでひょっとこを連想させるような、口をして、にこやかに笑っていました。<br />
<br />
「じゃ・・・<ruby>雀<rt>じゃく</rt></ruby>どの・・・。」<br />
　それまで、まったくの無表情だった走無常が、少し、うろたえたような表情を見せました。<br />
　雀・・・と呼ばれた男は、走無常がうろたえる姿を見て、しめしめといったような表情で、軽くほくそ笑むと、少し威厳を正して、こう言いました。<br />
<br />
「あ〜、ワシが閻魔大王である。いま、茶漬け食うとる。」<br />
<br />
<br />
　さてさて・・・この雀さん。<br />
　大阪の方ならご存知のアノお方の死後のお姿でございます。<br />
　閻魔大王の席にふんぞり返って座っている雀さんと我らが孫悟空。<br />
　はたして、どんなやりとりがてんかいされるのでしょうか・・・・そては、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
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<br />
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]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2007-01-19T09:42:02+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

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    <title>私本　西遊記　第25回</title>
    <description>　ウツボ将軍の一隊に追い詰められた孫悟空そんごくうは、サンゴ礁を見つけ、その中に、逃げ込もうとしました。
　しかし、海にあるすべてのものは、東海龍王の支配下にあります。
　サンゴの枝のひとつひとつが、まるで、イソギンチャクの触手のように動き、悟空の手足...</description>
<content:encoded><![CDATA[
　ウツボ将軍の一隊に追い詰められた<ruby>孫悟空<rt>そんごくう</rt></ruby>は、サンゴ礁を見つけ、その中に、逃げ込もうとしました。<br />
　しかし、海にあるすべてのものは、東海龍王の支配下にあります。<br />
　サンゴの枝のひとつひとつが、まるで、イソギンチャクの触手のように動き、悟空の手足を絡め取っていきます。<br />
<br />
「なんじゃぁ？」<br />
　いつのまにやら、悟空は、蜘蛛の巣にとらわれた小虫のごとく、身動きが取れなくなってしまいました。<br />
　ウツボ将軍は、余裕の表情で、悟空の目の前に迫ってくると、にやりと笑いながら、得物の<ruby>偃月青龍刀<rt>えんげつせいりゅうとう</rt></ruby>を、大上段に振りかざしました。<br />
「往生せぃっ！」<br />
　ウツボ将軍が、悟空の体を真っぷたつにせんと、得物を振り下ろそうとした瞬間・・・。<br />
<br />
　将軍に従って、悟空を包囲していた、魚たちの軍勢が、取り乱したように、我先にと逃げ出し始めました。<br />
　ウツボ将軍も、悟空を斬るのをやめて、血相を変えて逃げ出し始めました。<br />
　悟空をからめていたサンゴたちも、その触手を放し、硬直させて、死んだフリをしました。<br />
<br />
　いぶかしく思った悟空が、あたりを見回すと、なにやら人影のようなものが、ものすごい勢いで迫ってきます。<br />
　悟空は、目を凝らして、その人影を見つめました。<br />
　ザンバラ髪に、頬のこけた青白い、まるで死人のような生気のない顔つき、娑婆世界（人間界）における、捕吏のような服装を身につけ、手には鎖鎌のような得物を持っています。<br />
　<br />
「何者だアイツは・・・？なんで、ウツボどもはヤツを見て逃げ出したんだ？」<br />
　悟空が、考えているうちに、その男は、悟空のすぐそばまでやってきました。<br />
　そして、こう言いました。<br />
「それがしの名は、<ruby>走無常<rt>そうむじょう</rt></ruby>。」<br />
　その声もまた、喉の奥から絞り出すようなしわがれ声で、まるで元気がありません。<br />
　しかし、両方の瞳だけは、ランランと恐ろしい殺気をはらんだ光を放っています。<br />
「ソウムジョウ？」<br />
　聞いたことのない名前に、悟空は、素っ頓狂な声をあげました。<br />
<br />
「<ruby>東勝神州<rt>とうしょうしんしゅう</rt></ryuby><ruby>傲来国<rt>ごうらいこく<rt></ruby>は、<ruby>花果山<rt>かかざん</rt></ruby><ruby>水簾洞<rt>すいれんどう</rt></ruby>の主、<ruby>美猴王<rt>びこうおう</rt></ruby>こと孫悟空どのでござるな。」<br />
　走無常は、おどろおどろしい表情で、悟空に尋ねました。<br />
　悟空は、背筋に薄ら寒いものを感じましたが、思いっきり、威勢を張って答えました。<br />
「いかにも、オレ様が、孫悟空だ！」<br />
　すると、走無常は、不気味な笑みを浮かべながら、こう言いました。<br />
「閻魔大王さまのご命令により、あなた様を、冥界へとお連れいたします。」<br />
<br />
　いくら山奥育ちの悟空でも、閻魔大王の名前くらいは知っています。<br />
「と、いうことは、アンタ・・・死神かい？」<br />
　悟空は、走無常に確かめました。<br />
「はい、この世の者どもは、みな、それがしのことを、そう呼んでおりますな。」<br />
<br />
　それを聞いて、悟空は、逃げようとしましたが、まるで金縛りにあったかのように、体が動きません。<br />
　あっとい間に、走無常の鎖鎌に絡め取られてしまいました。<br />
<br />
<br />
　さてさて、あっけなく悟空は、冥界に連れ去られていきました。<br />
　このあと、閻魔大王に謁見し、取調べを受けるのですが、果たして、悟空の行く先は、地獄なのでしょうか、極楽なのでしょうか・・・・それは、次回のお楽しみにて。<br />
<br />
<br />
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<img border="0" width="1" height="1" src="http://www16.a8.net/0.gif?a8mat=10FXMZ+123UKY+12KW+I1075" alt="">
]]></content:encoded>
    <dc:subject>私本　西遊記</dc:subject>
    <dc:date>2006-12-16T11:42:10+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
  </item>

  <item rdf:about="http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=443594">
    <link>http://aspbrog.miracleman-net.com/?eid=443594</link>
    <title>七夕の夜空</title>
    <description>このお話は、６年前・・・私が別のＨＮで主宰していたサイトにて公開させていただいていたものです。
このたび「光の国」へ旅立たれた故実相寺昭雄監督（初期のウルトラマンシリーズの演出をされました）に、この小編をささげます。

合掌


七夕の夜空

　７月７...</description>
<content:encoded><![CDATA[
このお話は、６年前・・・私が別のＨＮで主宰していたサイトにて公開させていただいていたものです。<br />
このたび「光の国」へ旅立たれた故実相寺昭雄監督（初期のウルトラマンシリーズの演出をされました）に、この小編をささげます。<br />
<br />
合掌<br />
<br />
<br />
<strong>七夕の夜空</strong><br />
<br />
　７月７日は七夕です。<br />
　言わずと知れた「織姫」と「彦星」の「星物語」の日です。<br />
　でも、我々「ウルトラファン」には織姫・彦星以外にもうひとつの「星物語」があります。<br />
　そう、星になった怪獣「ガヴァドン」のお話です。<br />
<br />
　ちょっと要約しましょう。<br />
　小学生のムシバ君が描いた怪獣の落書きに、宇宙からの放射線が降り注ぎ「生命」を与えた。<br />
　放射線があたる昼は怪獣・・・夜になると落書きに戻る不思議な怪獣「ガヴァドン」。<br />
　しかも、この怪獣・・・もともとが「落書き」だから、眠ってばかりの怠け者。<br />
　科特隊の攻撃にも「知らぬ顔の半兵衛」を決め込む始末。　ムシバ君たちも「もっと怪獣らしく・・・」とガヴァドンの落書きをバージョンアップさせますが、見かけは強そうになっても、やっぱりのんびり屋さんです。<br />
　しかし、理由はどうあれ「市民の生活」を脅かすものはやっつける科特隊。<br />
　ガヴァドンに集中砲火を浴びせます。<br />
　最後はいつものようにウルトラマンの登場。<br />
<br />
　しかし、このお話・・・ちょっとヘンです。<br />
　なぜかウルトラマンが「悪役」になってしまうのです。<br />
　ガヴァドンを描いた子供たちが、石ころを手に取り「ウルトラマン帰れ！」と叫ぶのです。<br />
　このシーンをみた私は、なんとも不思議な感覚になりました。<br />
<br />
　怪獣少年で、くる日もくる日も落書き帳に怪獣を描いていた私。<br />
　自分の描いた絵が、本当の怪獣になったムシバ君が正直いって、うらやましかったのです。<br />
「ウルトラマンやめてくれー！」<br />
　いつのまにか、ムシバ君たちと一緒に心の中でそう叫んでいたような気がします。<br />
<br />
　さて、このお話のラストは、子供たちの訴えに根負け？したのか、さすがのウルトラマンもガヴァドンには止めをさせずに、宇宙へと運んでいきます。<br />
　そして、夜空いっぱいの星のなかに、ガヴァドン座（としておこう）を浮かばせて、子供たちに約束します。<br />
「毎年、７月７日の夜。ガヴァドンにあわせてあげよう」　　と。<br />
　その言葉に、泣き顔のムシバ君が訴えます。<br />
「七夕の夜・・・雨が降ったらどうなるんだよ・・・」<br />
<br />
　今年の七夕・・・台風が接近していたにもかかわらず、大阪地方はいいお天気に恵まれました。<br />
　息子の起きている時間に帰宅できたら「ガヴァドンの星」探しかなあ・・・。<br />
　そう考えながら、ふと見上げた夜空。<br />
　お天気にもかかわらず、星は見えませんでした。<br />
　明るすぎるのです・・・街が。<br />
　星どころか、飛行機の照明さえも見えにくいくらいに・・・。<br />
<br />
　私は、思わずこうつぶやいていました。<br />
「ウルトラマン・・・４０年後の七夕は、ガヴァドンが見えないぞ・・・」<br />
<br />
<br />
<br />
公開当初は、ラストのセリフは「３４年後」でしたが、今年は、ウルトラマン生誕４０周年にあたるので、「４０年後」と、書き直しました。<br />
<br />
改めて・・・実相寺昭雄監督のご冥福をお祈りいたします。<br />
<br />
薩摩二郎<br />
<br />
<br />
<br />
<a href="http://px.a8.net/svt/ejp?a8mat=10DU8J+1530LU+12SO+5YRHD" target="_blank"><br />
<img border="0" width="468" height="60" alt="" src="http://www25.a8.net/svt/bgt?aid=061111891069&wid=005&eno=01&mid=s00000005028001002000&mc=1"></a><br />
<img border="0" width="1" height="1" src="http://www19.a8.net/0.gif?a8mat=10DU8J+1530LU+12SO+5YRHD" alt=""><br />

]]></content:encoded>
    <dc:subject>七夕の夜空</dc:subject>
    <dc:date>2006-12-01T11:05:27+09:00</dc:date>
    <dc:creator>薩摩二郎</dc:creator>
    <dc:rights>薩摩二郎</dc:rights>
<taxo:topics>
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<rdf:li rdf:resource="http://jugem.jp/contents/theme.php?theme=29" />
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